【株式市場】新年初日の日経平均は400~500円安で一進一退となり米国とイランの緊張を注視

◆日経平均は2万3204円86銭(451円76銭安)、TOPIXは1697.49ポイント(23.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億1971万株

チャート14

 1月6日(月)後場の東京株式市場は、引き続き米国とイランの情勢を注視する姿勢が強いようで、個別物色の展開になり、日経平均は450円安前後(2万3200円前後)の水準で小動きを続けた。日本鋳鉄管<5612>(東1)がAIと機械学習による水道管の劣化診断などを材料に一段ジリ高基調となり、TDCソフト<4687>(東1)は「ローカル5G」関連株の物色とされて一段高。日経平均は2日続落となり、TOPIXは11月29日以来の1700ポイント割れとなった。

 後場は、引き続き防衛関連株が活況高の中、東京計器<7721>(東1)が取引開始後に一段高。ファンデリー<3137>(東マ)も出直りを強め、両毛システムズ<9691>(JQS)は「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)に関連とストップ高を継続。

 東証1部の出来高概算は12億1971万株(前引けは5億8293万株)、売買代金は2兆2246億円(同1兆609億円)。1部上場2161銘柄のうち、値上がり銘柄数は277(同179)銘柄、値下がり銘柄数は1835(同1942)銘柄。

また、東証33業種別指数で値上がりした指数は2業種(前引けも2業種)にとどまり、鉱業、石油・石炭が高かった。(HC)

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