日本エム・ディ・エムの今期業績は好業績であることから、株価の反発が予想される

■前期の営業利益率大幅に改善、6.98%から10.92%へ

 骨接合材、人工関節の日本エム・ディ・エム<7600>(東1)の今期業績は好業績であることから、株価の反発が予想される。

 30日引け後発表された16年3月期連結業績予想は、売上高133億円(前期比12.2%増)、営業利益14億円(同8.1%増)、経常利益12億円(同10.4%増)、純利益7億円(前期△3億91百万円)と増収増益を見込む。

 自社製品比率が高まっていることから、営業利益率は、14年3月期6.98%、15年3月期10.92%と大幅に改善している。今期は10.52%と低下する見込みであるが、同日発表された新中期経営計画(16年3月期~18年3月期)によると、17年3月期11.03%、18年3月期12.5%と今後も利益率の改善は進む見込み。

 新中期経営計画の最終年度である18年3月期連結業績予想は、売上高160億円(前期比35.0%増)、営業利益20億円(同54.4%増)、経常利益18億円(同65.6%増)を見込む。

 利益率の改善が進むと共に、今後の売上拡大が見込めることから、株価の上昇も期待できる。

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