SKIYAKIの今1月期第3四半期はFC・ECサービスともに好調推移

■今1月期業績予想は大幅増収増益を見込む

 SKIYAKI<3995>(東マ)は13日、18年1月期第3四半期連結業績を発表し、売上高は17億68百万円、営業利益は1億67百万円、経常利益は1億54百万円、四半期純利益は1億26百万円だった。

 同社は、アーティストのファンクラブ(FC)サービス、アーティストグッズ等のECサービス及び電子チケットサービス「SKIYAKI・TICET」の取扱いアーティスト数を増やし、取引規模を拡大させてきた。「SKIYAKI・EXTRA」の総登録会員数は10月末で131万人、前年度末比で33.4%増加した。

 FCサービスは、取扱いアーティスト数・有料会員数ともに前年度末比で増加し、売上高の伸張に貢献した。ECサービスについても、取扱いアーティスト数・出荷金額ともに増加し、売上高(販売手数料収入)増に繋がった。利益面では、売上高の増加に伴い、プロダクション向けロイヤリティ、倉庫物流費用及び決済代行業者向け回収手数料等の変動費が膨らみ、売上原価・販売費及び一般管理費が増加した。

 セグメント及び事業のサービス別の売上高については、プラットフォーム事業のFCサービスでは、取扱いアーティスト数及び有料会員数が増加し、12億83百万円となった。また、ECサービスでは、取扱いアーティスト数及び出荷金額が増加し、売上高(販売手数料収入)は4億31百万円となった。

 その他事業の売上高は、アーティストのファンクラブ旅行パッケージ販売収入及びDJイベントのチケット販売収入等により、5百万円となった。

 18年1月期業績予想は、売上高22億41百万円(前期比130.2%増)、営業利益2億12百万円(同148.3%増)、経常利益2億円(同151.9%)、純利益1億74百万円(同150.3%増)としている。なお、通期業績予想に対する進捗率は、売上高は78%、営業利益は79%、四半期純利益は72%である。

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