神戸天然物化学は底打ち、21年3月期収益改善期待

株式市場 銘柄

 神戸天然物化学<6568>(東マ)は有機化学品の研究・開発・生産ソリューション事業を展開している。20年3月期は大幅減益予想だが、21年3月期の収益改善を期待したい。株価は徐々に下値を切り上げて底打ち感を強めている。出直りを期待したい。

■有機化学品の研究・開発・生産ソリューション事業

 有機化学品の研究・開発・生産ソリューション事業を展開している。機能材料、医薬、バイオの3分野に展開し、顧客の研究・開発・生産活動で発生する製造難易度の高いサンプル・製品の供給、および製造方法の検討を行っている。顧客の大半が売上規模1000億円を超える大手化学・製薬メーカーで、長期継続取引を特徴としている。

■20年3期大幅減益予想、21年3月期収益改善期待

 20年3月期業績(非連結)予想は、売上高が19年3月期比1.7%増の64億円、営業利益が45.2%減の6億80百万円、経常利益が43.2%減の7億30百万円、純利益が43.4%減の5億30百万円としている。償却費、人件費、研究開発費の増加や、一時的費用の影響で大幅減益予想である。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比15.8%減の24億63百万円、営業利益が86.1%減の71百万円だった。機能材料分野の一部商品の端境期入りやバイオ分野の期ズレなどで大幅減収減益だった。

 下期に開発・量産ステージ案件の売上計上が集中し、上期の期ズレ影響の修正も寄与する見込みだが、一方では一時的費用などの先行投資的コストも集中する見込みとしている。21年3月期の収益改善を期待したい。

■株価は底打ち

 株価は徐々に下値を切り上げて底打ち感を強めている。出直りを期待したい。1月20日の終値は1501円、時価総額は約116億円である。

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