【株式市場】日経平均は後場一時330円高まで上げ2日連続大幅高、マザーズ指数なども強い

株式

◆日経平均は2万3319円56銭(234円97銭高)、TOPIXは1701.83ポイント(17.59ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億2970万株

チャート13

 2月5日(水)後場の東京株式市場は、EUを離脱した英国に大拠点を置く日産自動車<7201>(東1)が一段ジリ高になり、日本水産<1332>(東1)は13時の四半期決算発表後に一段高。上海株式(総合指数)などのアジア株式市場が堅調なため、日経平均は269円高で始まり、14時にかけて330円01銭(2万3414円69銭)まで上げた。大引けは上げ一服となったが2日続けて大幅高。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。  

 後場は、新型肺炎の致死率は高くないとの見方があるようで、第一生命HD<8750>(東1)SOMPOホールディングス<8630>(東1)などの保険株が米国金利の強含みも材料視されて一段ジリ高。富士通<6702>(東1)は業績予想の増額と自社株買いが材料視されて4日連続高値を更新。価値開発<3010>(東2)は滞在型ホテルが帰国したくない中国人観光客に人気とされて活況高。JTOWER<4485>(東マ)は「5G」関連株物色が再燃とされて2日続伸。日本パレットプール<4690>(JQS)は業績予想の増額が好感され大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億2970万株(前引けは6億4233万株)、売買代金は2兆4413億円(同1兆1584億円)。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は1581(同1701)銘柄、値下がり銘柄数は493(同377)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けも32業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、保険、鉱業、非鉄金属、情報・通信、倉庫・運輸、医薬品、サービス、食料品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る