【株式市場】前場の日経平均は233円安だが半導体・AI株に反発の動き目立つ

◆日経平均は3万8586円92銭(233円57銭安)、TOPIXは2633.23ポイント(33.60ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億3642万株

 3月12日(火)前場の東京株式市場は、円高傾向やNY市場でのエヌビディア続落などを受け、朝寄りは半導体関連株や自動車株などが続落模様で始まったが、ほどなくレーザーテック<6920>(東証プライム)やSUBARU<7270>(東証プライム)は小高くなり、資生堂<4911>(東証プライム)やキッコマン<2801>(東証プライム)も堅調など反発基調に転じる銘柄が目立った。日経平均は350円安で始まり、直後に549円11銭安(3万8271円38銭)まで下押したが、あとは持ち直し傾向となった。

 セック<3741>(東証プライム)が急伸ストップ高となりJAXAの契約先に選定との発表など好感。北越コーポレーション<3865>(東証プライム)は5日続伸し値上げ効果や円安緩和への期待など強いもよう。マツモト<7901>(東証スタンダード)は直近まで業績予想の修正を受け2日連続ストップ安だったが一転ストップ高となり売りが目立った証券会社から買いが入ったとか。ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)やKudan<4425>(東証グロース)が急反発となり生成AI関連の小型株に見直し買いの見方。アスカネット<2438>(東証グロース)は四半期決算に加え円高への期待が言われ急反発。

 東証プライム市場の出来高概算は9億3642万株、売買代金は2兆4519億円。プライム上場1656銘柄のうち、値上がり銘柄数は392銘柄、値下がり銘柄数は1224銘柄。

 東証33業種別指数は1業種が値上がりし、パルプ紙が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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