アキレスは後場も買い気配のままストップ高、ウイルスの活動を抑えるフィルムが注目される

■新型肺炎の初動期に動かず相場に新鮮味のある出遅れ株の見方

アキレス<5142>(東1)は2月18日、後場も買い気配のままストップ高の2130円(400円高)に貼りついて始まり、13時にかけてもまだ売買が成立していない。付着したウイルスの活動を抑制するフィルム製品「アキレス ウイルセーフ」が注目されているとされ、値が付けば2019年8月以来、約6ヵ月ぶりに2000円台回復になる。

 新型コロナウイルス肺炎の感染拡大が伝えられるにつれ、関連株の物色も広がっている。関連株の多くは、中国での感染が伝えられた1月下旬から2月初にかけて最初の大幅高を演じたが、アキレスは目立った動きを見せていない。相場に新鮮味のある出遅れ株との見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る