アキレスは後場も買い気配のままストップ高、ウイルスの活動を抑えるフィルムが注目される

■新型肺炎の初動期に動かず相場に新鮮味のある出遅れ株の見方

アキレス<5142>(東1)は2月18日、後場も買い気配のままストップ高の2130円(400円高)に貼りついて始まり、13時にかけてもまだ売買が成立していない。付着したウイルスの活動を抑制するフィルム製品「アキレス ウイルセーフ」が注目されているとされ、値が付けば2019年8月以来、約6ヵ月ぶりに2000円台回復になる。

 新型コロナウイルス肺炎の感染拡大が伝えられるにつれ、関連株の物色も広がっている。関連株の多くは、中国での感染が伝えられた1月下旬から2月初にかけて最初の大幅高を演じたが、アキレスは目立った動きを見せていない。相場に新鮮味のある出遅れ株との見方が出ている。(HC)

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