エードットは戻り試す、20年6月期2Q累計減益だが通期大幅増益予想

株式市場 銘柄

 エードット<7063>(東マ)は食品、消費財、サービス等のブランディング事業を展開している。20年6月期第2四半期累計は減益だったが、通期は大幅増益予想としている。通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は1月の高値から急反落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。

■ブランディング事業を展開

 食品、消費財、サービス等のブランディング事業を展開している。一般消費者へのイメージアップや認知度・購買意欲向上を図るため、SPサービス、PRサービス、クリエイティブサービスなどを複合的に組み合わせて、総合的プロデュースを提供している。

■20年6月期2Q累計減益だが通期大幅増益予想

 20年6月期連結業績予想は、売上高が19年6月期比29.0%増の27億52百万円、営業利益が52.9%増の2億90百万円、経常利益が63.1%増の2億73百万円、純利益が56.8%増の1億70百万円としている。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比16.6%増の12億43百万円、営業利益が16.3%減の1億22百万円だった。クライアント数増加や案件単価上昇で2桁増収だが、オフィス移転、M&A、人材などの先行投資負担で減益だった。

 第3四半期累計の進捗率は売上高45.2%、営業利益42.1%だが、下期も成長持続して通期大幅増益予想としている。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は戻り試す

 株価は1月の高値から急反落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。2月20日の終値は4010円、時価総額は約98億円である。

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