日経平均が後場プラス転換「満月」のアノマリーで基調転換に期待の様子も

株式

■円安が舞い戻り指数先物に買い戻しが増加のしたとの見方

 3月10日後場の東京株式市場では、日経平均やTOPIXが一段と持ち直し、日経平均は12時50分過ぎに47円31銭高(1万9746円07銭)まで上げて前日比プラス圏に浮上した。前場は9時40分頃にかけて806円99銭安(1万8891円77銭)まで急落する場面があった。

 円安基調が舞い戻り、昨日の東京市場や昨夜のNY市場で1ドル101円台をつけた円ドル相場が10日昼過ぎの東京市場では同104円に接近。株価指数の先物に買い戻しが増加したとみられている。

 また、10日は満月に当たっており、相場は満月や新月の前後に基調転換することがあるというアノマリー(理論的裏付けのない規則性)を持ち出して注目する様子もある。(HC)

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