ブイキューブが続伸逆行高、業績予想の増額修正と「オンライン営業」ツール無償提供など好感される

■12月通期の純利益の予想は従来予想を38%引き上げる

ブイキューブ<3681>(東1)は3月12日、続伸基調で始まり、取引開始後は8%高の798円(62円高)まで上げて出直りを続けている。

 11日の正午に業績予想の増額修正を発表し、さらに同日付で、「『オンライン営業』専用のWeb会議サービス『V-CUBEセールスプラス』の無償提供を開始」と発表。注目されている。

 このオンライン営業用Web会議サービスは、パソコンで映像や資料を共有しながら、音声は電話を使用し、初めて使う人でもマニュアルなしで利用できるシンプルなUIが特徴だという。

 業績予想の修正は、今期・2020年12月期の親会社株主に帰属する当期純利益の予想(第2四半期・通期)を増額し、12月通期の純利益の予想は従来予想を37.8%引き上げて2.55億円の見込み(前期実績は0.34億円)とした。増額後の今期予想1株利益は10円58銭。(HC)

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