資生堂が急伸、第2四半期の営業利益黒字化し急回復ぶりに注目集まる

■営業利益は通期予想を超過、1か月ぶりに2600円台を回復

 資生堂<4911>(東証プライム)は8月7日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の2649.5円(252.5円高)をつけて急伸相場となり、約1か月ぶりに2600円台を回復している。6日午後に発表した第2四半期決算(2025年1~6月・累計、IFRS、連結)の営業利益が前年同期比で黒字に転換し、通期予想を大幅に超過。税引前中間利益は4.6倍に増加するなどで、急回復ぶりに注目が集まっている。

 第2四半期累計の連結業績は、売上高が同7.6%減だったものの、営業利益は前年同期の27億円の損失から180.84億円の黒字に転換するなど急回復となった。12月通期の連結業績予想は全体に前回予想を継続し、売上高は9950億円(前期比0.4%増)、営業利益は135億円(同78.2%増)。営業利益は第2四半期までで通期予想を大幅に上回った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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