プレナスグループ全社におけるマイナンバー制度対応に関して、パイプドビッツの「スパイラル(R)マイナンバートータルソリューション」が採用される

IR企業情報

■10月上旬に納品され、10月以降、プレナス所属の正社員から順次、個人番号の収集が開始される予定

 パイプドHD<3919>(東1)の子会社、パイプドビッツの「スパイラル(R)マイナンバートータルソリューション」が、プレナス<9945>(東1)グループ全社におけるマイナンバー制度対応に関して、個人番号の収集、保管、利用、廃棄の基盤として採用された。

  「ほっともっと(Hotto Motto)」、「やよい軒」、「MKレストラン」など、2015年2月末現在、国内3,033店舗、海外148店舗を展開し、年間3億食を提供するプレナスグループでは、全国で1,200を超える直営店の従業員やアルバイト約2万5千人とその扶養家族に加えて、店舗用土地オーナー約1千名の個人番号を、特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドラインに定められた安全管理措置に準拠して収集、保管、利用、廃棄する必要がある。しかし、従業員数及び拠点数ともに多いため個人番号と証明書類番号を目視で確認することや、毎月発生する入退職者の番号収集や廃棄を手動で対応するには、人事担当部門の人的リソースが難しい状況であった。また、従業員、店舗用土地オーナーそれぞれに、事務担当と責任者が存在し、権限設定を細分化する必要に迫られていた。

 そこでプレナスは、マイナンバー制度対応のために、2015年9月4日に「スパイラル(R)マイナンバートータルソリューション」を採用した。ソリューションの中核となる「スパイラル(R)マイナンバー管理サービス」により、退職者の個人番号を保管期間後に自動削除できるうえ、事務担当者ごとの利用メニュー制御で個人番号を安全に管理。また、カスタマイズにより、従業員保有の端末から個人番号と証明書類の画像を投稿した際にOCR(Optical Character Recognition、光学文字認識)により一致確認と不一致時の再投稿依頼をシステム化する。

 PaaSならではのシステム柔軟性によりカスタマイズを含むシステム構築期間は実質1ヶ月程度、10月上旬に納品され、10月以降、プレナス所属の正社員から順次、個人番号の収集が開始される予定。今秋には、人事基幹システムと「スパイラル(R)」の標準機能「自動リスト反映」により日次のバッチ処理がなされ、新規採用者の番号追加などにより、将来的には約12万件の個人番号を「スパイラル(R)マイナンバー管理サービス」で運用する見込みとなっている。

 採用された理由は、拠点数及び社員数が非常に多いという特徴に柔軟に対応出来る点に加え、管理者権限設定の細分化により子会社も含めたグループ全体での利用が可能であったこと、クラウドで完結させたいという希望にも合致していること、価格面でも優れていたことから最終的に選定されることになった。また、セキュリティ面でも安心感があったこと、人事基幹システムとシステム連携可能なことも大きなポイントであった。

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