【季節の一枚】初夏のタヌキの里

たぬき

2015年5月、初夏。タヌキの焼き物の里で有名な滋賀県信楽町。近くには天平時代(745年)に聖武天皇が都を置いたとされ、同じようにシガラキと発音する紫香楽宮跡がある。礎石がしっかりと残っている。

周囲を山に囲まれた緑豊かな町である。ここで採れる土は信楽焼に適しているそうで、あの京セラの稲盛会長も信楽の土をセラミックの素として好んだと聞く。

噂のとおりタヌキが出迎えてくれる。5メートルはあろうかと思わる出っ腹の大きいのから小さいのまで、まさに、うじゃうじゃいると印象だ。ここから生まれたタヌキが全国の商売などを営む店先で愛嬌を振りまいている。

頭に藁帽子をかぶり、手に酒のとっくりと商いの通い帳を持ち、木の杖を携えている。この姿に商売繁盛の基本が秘められているらしい。我が社も繁栄しますように、小さいのをも買い求めた。

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