日医工や鳥居薬、富士フイルムHDなど急伸、首相が新型コロナ治療薬に言及し注目集中

■富士フイルムHDの「アビガン」、日医工や鳥居薬の「フサン」など有望視

日医工<4541>(東1)は3月30日、買い気配で始まり、取引開始後に11%高の1500円(156円高)まで上げて2019年4月以来の高値に進んだ。

 首相が28日、新型コロナウイルスの治療薬に言及し、同社や鳥居薬品<4551>(東1)が製造するすい炎治療薬「フサン」、富士フイルムHD<4901>(東1)グループが開発した新型インフルエンザ薬「アビガン」、さらに、エボラ出血熱向けに米国立衛生研究所が開発中の「レムデシビル」を有望視したため、注目殺到となっている。

鳥居薬品<4551>(東1)も買い気配で始まり、6%高の2766円(150円高)で始まった。富士フイルムHD<4901>(東1)は11%高に迫る5549円(529円高)まで上げている。(HC)

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