【株式市場】日経平均は4日続落、昨日に続き大引けは新規感染者数など気にされ値を崩す

株式

◆日経平均は1万7818円72銭(246円69銭安)、TOPIXは1329.87ポイント(21.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)は16億4426万株

 4月2日(木)後場の東京株式市場は、原油価格を巡りサウジとロシアが合意接近との観測を受けて米夜間取引の原油先物や株価指数先物が高いとされ、国際石油開発帝石<1605>(東1)が次第高。日経平均も前引けより50円ほど高い106円安で始まり、13時前には一時66円63銭高(1万8132円04銭)まで上げた。大引けにかけては「今日の新規感染者数」が気にされ、1日ほどではないが似たパターンで次第安となり、結局4日続落となった。

 後場は、ワイヤレスゲート<9419>(東1)が一段とジリ高傾向になり、4月スタートの新WiMax商品への注目が強い様子。相模ゴム<5194>(東2)は外出自粛なら主製品の需要には追い風とされて一段ジリ高。昭和化学<4990>(東2)はサトウキビ原料の食品添加物アルコール除菌・抗菌製剤が注目されて一時ストップ高。クラウドワークス<3900>(東マ)は2日付で動画制作の需要増加を発表し大引けまで買い気配のままストップ高。INEST<3390>(JQS)は外食の持ち帰り検索サイトが注目されて本日の高値圏で推移。

 東証1部の出来高概算は16億4426万株(前引けは7億1395万株)、売買代金は2兆5703億円(同1兆1324億円)。1部上場2167銘柄のうち、値上がり銘柄数は266(前引けは273)銘柄、値下がり銘柄数は1872(同1865)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けと同一の3業種(鉱業、保険、石油・石炭)が値上がりした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る