ソーバルの20年2月期通期連結業績は18年2月期の最高純利益を上回り最高益更新で着地

■今期21年2月期の配当は2円増配の32円を予定

 ソーバル<2186>(JQS)は10日引け後、20年2月期通期連結業績予想と共に21年2月期業績予想を発表した。20年2月期通期連結業績は、18年2月期の最高純利益を上回り最高益更新で着地した。

 20年2月期では、請負業務の拡大、体制及び環境構築、人材育成と技術ノウハウの蓄積、積極的な営業活動に継続して取り組んだ。特に子会社のコアードは、 期首期末における検収の重なりもあり、売上利益ともに拡大した。その他、AIやIoT分野に対しては、様々な企業との協業に向けた検討や最先端技術の習得を強化した。

 その結果、20年2月期連結業績は、売上高83億44百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益6億33百万円(同2.0%増)、経常利益6億45百万円(同2.2%増)、純利益4億36百万円(同4.4%増)となった。

 今期21年2月期も増収増益と2期連続の最高益更新を見込んでいる。また、好業績が見込まれることから配当については2円増配の32円(第2四半期末、期末共に16円)を予定している。

 ちなみに、21年2月期連結業績予想は、売上高83億54百万円(前期比0.1%増)、営業利益6億40百万円(同1.0%増)、経常利益6億49百万円(同0.5%増)、純利益4億43百万円(同1.6%増)を見込んでいる。

 なお、新型コロナウイルスの影響については、今後の動向が不透明であり算定が極めて困難なことから、今期業績予想には織り込んでいない。

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