テクマトリックスが高値を更新、上方修正値を上回る好決算など好感される

■新型コロナウイルス肺炎の診断支援では子会社が活躍

テクマトリックス<3762>(東1)は5月12日、再び上値を追い、取引開始後に11%高の3035円(303円高)をつけ、株式分割などを調整後の2010年以降の最高値に進んだ。11日の取引終了後に発表した2020年3月期の連結決算が各利益とも2割増加して最高を更新し、5月1日に発表した上方修正値を小幅だがさらに上回る着地になった。

 新型コロナウイルス感染症の診断でも積極展開しており、聖マリアンナ医科大学病院が実施する遠隔胸部CT検査画像の無償画像診断支援サービスを連結子会社NOBORI(のぼり、東京都港区)が支援。肺炎の重症度などの診断に寄与している。(HC)

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