カイオム・バイオSは新型コロナの抗体作製受託が第2四半期から売り上げ計上の見込みで一時ストップ高

■第1四半期の売上高は4割増加し業績に浮揚感との指摘が

カイオム・バイオサイエンス(カイオム・バイオS)<4583>(東マ)は5月18日、またもや急伸し、一時ストップ高の354円(80円高)をつけ、年初来の高値を更新している。

 15日に発表した第1四半期決算(2020年1~3月)の売上高が前年同期比42.3%増加し、各利益は赤字だったがほとんど横ばい。業績に浮揚感があるとの指摘が出ている。

 創薬事業は、自社開発中のファースト・イン・クラス抗体「CBA-1205」が治験の実施に必要な前臨床開発が終了し、20年3月に日本国内で治験届を提出するなど、各パイプラインとも進展している様子。

 売上高をけん引した創薬支援事業は、「当社の安定的な収益確保に資する事業」(決算短信より)になり、「新型コロナウィルスに対する抗体作製受託案件にも着手し、当期第2四半期の売上計上を見込んで」(同)いる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る