ブイキューブが急伸、一時ストップ高、第1四半期は増収減益だが通期は2ケタ増予想

■オンライン株主総会への対応拡充などにも注目集まる

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は5月2日の前場、急伸商状となり、午前10時半頃から何度もストップ高の1069円(150円高、16%高)で売買され、前引けも1064円(145円高)となった。4月28日の16時に発表した第1四半期連結決算(2022年1~3月)は営業利益が前年同期比で52.4%減などとなり増収減益だったが、通期予想は営業利益48%増などを据え置いた。同時に開示した説明資料で「テレキューブ」の販売は増加したこと、配当方針について、NOPLAT(みなし税引後利益)をベースに、20%の配当性向を目安として将来的には30%を目指す、としており、評価されたようだ。

 説明資料で、イベントDX事業では、高付加価値イベントとしてオンライン株主総会への対応も拡充し、「株主総会集中期の6月は1日30社の配信を実現可能」「6月の法改正によりに可能になったバーチャルオンリー株主総会にも対応」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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