FRONTEOは認知症診断支援AIシステムなど注目され2018年以来の高値に迫る

■共和薬品工業と提携し一時金やマイルストンを受け取ると発表

FRONTEO<2158>(東マ)は6月4日、急反発し、9時30分にかけて16%高の944円(134円高)まで上げ、6月2日につけた2018年以来の高値1056円に向けて大きく出直っている。

 3日付で、認知症診断支援AIシステム(医療機器)について共和薬品工業(大阪府)と提携し、契約一時金、開発、販売マイルストンおよび売上に基づくロイヤリティを受け取り、最終製品を提供すると発表。注目されている。

 5月29日には、独自開発の自然言語解析AI「Concept Encoder(conceptencoderR、コンセプト・エンコーダー)」を用いた論文探索AIシステム「Amanogawa(商標出願中)」、疾病メカニズムをパスウェイ状に可視化することのできる新規システム「Cascade Eye」について中外製薬<4519>(東1)とのライセンス契約を発表し、株価の一段高につながった。(HC)

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