タカラバイオは1日数千検体の迅速・大規模なPCR検査法が注目され買い気配のまま急伸

■米国子会社が開発と10日朝発表し注目集中

タカラバイオ<4974>(東1)は6月10日、買い気配のまま急伸して始まり、9時10分現在は8%高に迫る3105円(223円高)の買い気配となっている。本日のストップ高は基準値から500円高の3385円。

 10日朝、「米国子会社が新型コロナウイルスのハイスループットPCR検査法を開発」と発表し、「1日あたり数千の検体に対する迅速で大規模な検査が可能となります」などとしたため、注目集中となった。

 発表によると、新たに開発した方法では、1チップあたり5,184のPCR反応を、直接的な作業時間にして30分未満で行うことができ、使用する試薬の量も減らすことができ、コスト削減につながる。FDA(米国の認可当局)から緊急使用許可(EUA)を取得するために取り組んでいるとした。(HC)

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