JPホールディングス3日続落、年初来安値、業績好調だが分割株の荷もたれ感、中期押し目買い水準

株式市場 銘柄

チャート7 JPホールディングス<2749>(東1・売買単位100株)は4円安の330円と小幅ながら3日続落、年初来安値更新となっている。

 マーケットでは、「業績は好いのだが、連続の大幅株式分割で流通株数が増え需給関係を悪化させている。自社株買いの検討も必要だろう」(中堅証券)との見方がされている。

 子育て支援事業を展開する最大手で3月期末では保育園、学童クラブなどを東京、神奈川、千葉、北海道、宮城などで200カ所運営する。2016年3月期も14.2%増収、営業利益21.5%増益、配当は連続1円増配の年5円配当の見通し。1株利益は15.2円の見通し。

 株式分割修正チャートでは2013年5月の788円を高値に右肩下がりの展開だが、ここから下の300円接近場面は狙える水準だろう。仮に、市場で指摘されるような自社株買いが実現となれば急反発が予想されるだろう。

 なお、株式分割は20011年6月に2分割、2013年7月に5分割を実施している。

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