【株式市場】円安の再燃など好感し日経平均は大幅続伸し材料株も強い

株式

◆日経平均の終値は1万6381円22銭(452円43銭高)、TOPIXは1332.44ポイント(33.09ポイント高)、出来高概算(東証1部)は22億5541万株

 13日後場の東京株式市場は、米国で14~15日開催のG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議までは円高が再発しないといった期待が言われ、株価指数連動型の主力株買いが活発化する様子があり、トヨタ自動車<7203>(東1)などが一段ジリ高。日経平均は一段とジリ高基調になり、大引けにかけて476円80銭高(1万6405円59銭)まで上げ幅を拡大して2日続伸となった。主な株価指数はすべて高い。

 後場は、メディカルシステムネットワーク<4350>(東1)が医薬品ネットワーク加盟件数の拡大期待などが言われて一段上値を追い、オリンピックグループ<8289>(東1)は昨日発表の2月決算などが好感されて一段ジリ高。ローツェ<6323>(東2)は11日発表の2月決算が連日好感されて大幅続伸。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は株式分割発表などが好感されて3日連続ストップ高となり、サン電子<6736>(JQS)はイスラエル子会社とインターポール(国際刑事警察機構)との提携を材料にストップ高。

 東証1部の出来高概算は22億5541万株(前引けは11億3428万株)、売買代金は2兆3482億円(同1兆1056億円)。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は1683(同1731)銘柄、値下がり銘柄数は195(同156)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前場に続いて全業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、海運、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、機械、銀行、ガラス・土石、その他金融、電気機器、輸送用機器、化学、などとなった。

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