【株式市場】情報・通信、電気・精密など高いが日経平均は後場弱もみ合いとなり4日ぶりに反落

株式

◆日経平均は2万2614円69銭(99円75銭安)、TOPIXは1571.71ポイント(5.44ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億9360万株

 7月7日(火)後場の東京株式市場は、昨6日に上げ要因とされた香港株高や上海株高が朝から効かず、前場上げた東京エレクトロン<8035>(東1)などの半導体関連株はもみ合いに転換。様子見気分が強まり、日経平均は123円安で始まったまま終盤まで120円安前後で小動きとなった。4日ぶりに反落。大引けは持ち直した。

 後場は、システム情報<3677>(東1)テクマトリックス<3762>(東1)がテレワーク関連需要や官公庁のデジタル化需要への期待などで一段と強含み、ティアック<6803>(東1)はTOBによる筆頭株主交代が注目されて朝方からストップ高。パシフィックネット<3021>(東2)は5月決算好調予想などでジリ高。サイバーセキュリティ<4493>(東マ)は株式分布状況の改善を目指す分売により東証1、2部への小買う期待とされて出直り拡大。ヤマックス<5285>(JQS)は熊本本社のコンクリ製品メーカーとあって連日急伸。

 東証1部の出来高概算は10億9360万株(前引けは5億7123万株)、売買代金は2兆1263億円(同1兆1006億円)。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は805(前引けは596)銘柄、値下がり銘柄数は1281(同1509)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、情報・通信、精密機器、電気機器、などとなった。(HC)

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