【株式市場】円高を受け日経平均は弱もみ合いを続け中国GDP発表後一段とダレる

株式

◆日経平均は2万2831円96銭(113円54銭安)、TOPIXは1585.27ポイント(4.24ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億7618万株

 7月16日(木)前場の東京株式市場は、円高を受けて自動車株、半導体関連株などの上値が重く、日経平均は37円安で始まった後も19円60銭安(2万2925円90銭)を上値に一進一退となった。中で、首都圏マンション動向などを受け野村不動産HD<3231>(東1)などが高く、製品値上げ観測などで日本製鉄<5401>(東1)も高い。ただ、日経平均は中国GDP発表のあたりからダレ模様になり、前引けにかけて一段と軟化した。

 日本航空<9201>(東1)などの空運株が高く、政府の「GoToキャンペーン」は時期がズレても実施は確実との見方。ジャパンディスプレイ<6740>(東1)はセンサーによる非接触タッチパネル報道が材料視されて大きく出直り、アスカネット<2438>(東マ)も急反発。ロコンド<3558>(東1)は第1四半期決算が好感されて2日連続大幅高。ウエストHD<1407>(JQS)は第3四半期決算が好感されて大幅に出直った。

 東証1部の出来高概算は7億7618万株、売買代金は1兆2926億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は1004銘柄、値下がり銘柄数は1070銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種が値上がりし、空運、鉄鋼、不動産、鉱業、繊維製品、その他金融、石油・石炭、水産・農林、などがが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る