【株式市場】日経平均は6日ぶりに反発しTOPIXや日経JASDAQ平均は2日続伸

株式

◆日経平均は2万776円10銭(367円56銭高)、TOPIXは1530.08ポイント(30.99ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億8095万株

チャート2

 6月5日(水)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が14時にかけて一段と強含んだ一方、ファナック<6954>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)は前場の高値を抜けないまま一進一退となり、日経平均は364円高で始まった後もほぼ同水準で小動きを続けた。大引は6日ぶりの反発となった。東証2部指数、マザーズ指数も6日ぶりに反発し、TOPIXと日経JASDAQ平均は2日続伸。

 後場は、再び個別物色の展開になり、双信電機<6938>(東1)が一段高となり、ノイズフィルターが横浜市で発生した新交通システムの逆走事件に効くのではとの見方がありストップ高。マニュアル制作のグレイステクノロジー<6541>(東1)がは今期も連続最高益の見通しなどの高業績が注目し直されて一段高。トビラシステムズ<4441>(東マ)は「迷惑メッセージ・電話ブロック」の開始が注目されてストップ高。小田原機器<7314>(JQS)は運賃収受清算システムなどのキャッシュレス化などが言われて高い。

 東証1部の出来高概算は12億8095万株(前引けは6億4248万株)、売買代金は2兆2402億円(同1兆1185億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1988(同1909)銘柄、値下がり銘柄数は126(同184)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、精密機器、金属製品、非鉄金属、証券・商品先物、機械、海運、などだった。(HC)

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