【株式市場】機関投資家が再び積極化とされ日経平均など続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9890円27銭(157円35銭高)、TOPIXは1626.66ポイント(19.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は27億6495万株

チャート15 18日後場の東京株式市場は、前期決算が好調で自社株買いも発表した第一生命保険<8750>(東1)が一段ジリ高となり、機関投資家が再び動意を強めてきたとの見方があり、日経平均もい一段強含んで157円35銭高(1万9890円27銭)まで上げた。中で、東証マザーズ指数は13時頃から軟調に転じた。

 円相場が対ユーロで4カ月ぶりの安値と伝えられ、日立製作所<6501>(東1)ダイキン工業<6367>(東1)などが高く、昨日発表の決算が好調で株式分割も発表したオープンハウス<3288>(東1)も高い。欧州での金利上昇が一服とされてメガバンクも高い。ラクーン<3031>(東マ)は電子商取引サイトの海外展開の開始などが好感されて急伸。シャープ<6753>(東1)は急落だが後場は下げ渋った。

 東証1部の出来高概算は27億6495万株(前引けは13億9271万株)、売買代金は2兆6326億円(同1兆2862億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は1299(同1122)銘柄、値下がり銘柄数は479(同614)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種はサービスを除く32業種(前引けは29業種)となり、値上がり率上位の業種は保険、銀行、パルプ・紙、非鉄金属、卸売り、陸運、鉱業、電力・ガス、食料品、となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る