【株式市場】個別物色の展開になり日経平均は方向感なく冴えない

株式

◆日経平均は2万2773円95銭(3円59銭高)、TOPIXは1579.90ポイント(0.84ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億230万株

 7月17日(金)前場の東京株式市場は、日経平均が取引開始直後の87円46銭高(2万2857円82銭)を上値にダレはじめ、10時20分頃には57円30銭安(2万2713円06銭)まで軟化して冴えない相場となった。

 核酸医薬分野が注目された日本新薬<4516>(東1)、四半期決算や本決算が好調だったベイカレント・コンサルティング<6532>(東1)や日本エンタープライズ<4829>(東1)などが高く、ビットワンG<2338>(東2)はAI事業での提携が好感されて急伸、ハイアス・アンド・カンパニー<6192>(東マ)も提携が材料視され一段高。鴨川グランドホテル<9695>(JQS)は「GoToキャンペーン」に期待とされ一時22%高。

 東証1部の出来高概算は5億230万株、売買代金は8991億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は896銘柄、値下がり銘柄数は1180銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、電力・ガス、医薬品、情報・通信、石油・石炭、その他金融、証券・商品先物、電気機器、などがが高い。(HC)

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