日本エンタープライズが高値更新、新型コロナの影響軽微な好業績株として注目される

■前回の感染拡大局面では法人向けなどキャンセル少なく

日本エンタープライズ<4829>(東1)は7月17日の後場、6%高の334円(21円高)で始まり、4日ぶりに2017年以来の高値を更新している。10日に発表した前5月期の連結決算で新型コロナウイルスの影響は総じて軽微としており、新規感染者が1都3県を中心に増加する中、新型コロナの影響の小さい銘柄として注目が強まってきたようだ。

 前期決算では、3~5月に新型コロナが拡大した時期でも法人向けソリューション事業などでキャンセルが少なかったとし、一般けコンテンツサービスには「巣ごもり消費」の追い風もあったとした。連結営業利益は前期比12.7%増加した。今期・21年5月期の見通しは営業利益を3.40億円(24.6%増)とし、配当は1株につき2円50銭(50銭増)を予定する。(HC)

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