【今日の言葉】日米2つの好悪指標

今日の言葉

『日米2つの好悪指標』=前週末にアメリカの11月の雇用統計が発表となって非農業分野の雇用者は32.1万人の増加と好調だった。一方、週明けには日本の7~9月GDP確報値が発表となり速報値の年率マイナス1.6%がカイナス1.9%に下方修正された。

景気は米国好調に対し日本不調という明暗の分かれた姿である。しかし、8日(月)の日経平均は2007年7月以来7年ぶりの1万8000円台乗せとなっている。7~9月の悪い数字は相場に織込み済みで、衆議院選挙での自民・公明の優勢が伝えられアベノミクスが進展、日本再生が軌道に乗ることを期待している。

来週は投票結果が明らかとなり期待通り勝利すればアベノミクス第3章の幕が開き、これまでの金融政策に頼った内容から成長戦略を軸とした経済本来の躍動が期待される。2007年2月につけたリーマンショック前の高値1万8300円更新はどうやら時間の問題となってきたといえる。

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