ワイヤレスゲートが後場一段高、次の首相に菅官房長官が有力との観測あり事業環境に追い風を期待の見方

■菅氏はかねて大手携帯キャリアの料金などに言及してきた印象

ワイヤレスゲート<9419>(東1)は8月31日の後場、一段と出直り幅を広げ、13時30分にかけて10%高の831円(78円高)と上値を指向している。

 安倍首相の辞任発表を受け、携帯電話料金などに関する発言が多い印象のある菅義偉官房長官が次の自民党総裁選に出馬の見通しと伝えられ、NTTドコモ<9737>(東1)などの大手携帯キャリア3社に比べて相対的に事業環境が有利になるとの期待が出ているようだ。NTTドコモ、KDDI<9433>(東1)ソフトバンク<9434>(東1)は朝から安い。

 自民党総裁選や候補に関する予想として、テレビのワイドショー番組では、安倍首相の辞任理由に同情する動きがあること、本来の任期である2021年9月まで約1年を残すこと、などから、代理的に超党派で菅義偉官房長官が推挙される可能性が高いといった観測が出ている。

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