モリテックスチールが後場急伸ストップ高、EV充電システム注目され古河電池やFDKなどの物色人気が波及の見方

■中国の総環境対応車政策など受け電池関連株が一段と活況高

モリテック スチール<5986>(東1)は11月24日の後場、急動意となり、13時にかけて一時ストップ高の380円(80円高)まで買われた。

 EV(電気自動車)の充電システムで自動ケーブル巻き取り式充電スタンドを開発。中国が2035年までに新車をすべてEVなどの環境対応車とする方針を示し、20日開幕した広州モーターショー(広州国際汽車展覧会)で現実味が増したとされ、関連株として注目されたとみられている。

 24日後場は、電池関連株が一段と活況高になり、古河電池<6937>(東1)が13時過ぎに一時ストップ高の1596円(300円高)まで上げて2日連続大幅高、蓄電システムなどの正興電機製作所<6653>(東1)も第3四半期の大幅増益が買われて13時過ぎにストップ高の2172円(400円高)、FDK<6955>(東2)も後場一段と上げて24%高の1446円(283円高)となっている。こうしたEV(電気自動車)関連株人気が波及する展開になったようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る