ブランディングテクノロジーは急伸、DX関連で注目

株式市場 銘柄

 ブランディングテクノロジー<7067>(東マ)はブランド事業やデジタルマーケティング事業を展開している。21年3月期予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスの影響が意識されるが、後半の需要回復を期待したい。株価は急伸の動きとなった。DX関連として注目度を高めているようだ。戻りを試す展開を期待したい。

■ブランド事業やデジタルマーケティング事業を展開

 「ブランドを軸に中小・地方企業様のデジタルシフトを担う」をミッションに掲げて、約357万社の中小・地方企業向けに、オウンドメディア制作・運用やコンテンツ制作などのブランド事業、ネット広告などのデジタルマーケティング事業、Webサイト制作・運用などのオフショア関連事業を展開している。

 20年8月にはスカラと共同で、行政・自治体のDX推進を支援する合弁会社ソーシャルスタジオを設立した。

■21年3月期予想は新型コロナ影響で未定、後半の需要回復期待

 21年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルスによる受注活動への影響を考慮して未定としている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比17.6%減の10億05百万円、営業利益が51百万円の赤字(前年同期は19百万円の黒字)だった。新型コロナウイルスによる企業の投資や広告出稿の抑制など受注活動に影響を受けた。

 当面は新型コロナウイルスの影響が意識されるが、後半の需要回復を期待したい。

■株価は急伸の動き

 株価は急伸の動きとなって年初来高値に接近している。DX関連として注目度を高めているようだ。戻りを試す展開を期待したい。9月29日の終値は2218円、時価総額は約36億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る