トビラシステムズは下値切り上げ、20年10月期大幅増収増益予想

日インタビュ新聞ロゴ

 トビラシステムズ<4441>(東1)は迷惑情報フィルタ事業を展開している。特殊詐欺電話等の迷惑電話をテクノロジーで解決するビジネスとして成長している。20年10月期大幅増収増益予想である。利用者数増加で収益拡大を期待したい。株価は小幅レンジでモミ合う形だが、徐々に下値を切り上げている。上放れを期待したい。

■迷惑情報フィルタ事業

 迷惑情報フィルタ事業(モバイル向けフィルタサービス、固定電話向けフィルタサービス、ビジネスフォン向けフィルタサービス)を展開している。独自の迷惑電話番号抽出技術を用いてデータベース化し、迷惑電話を自動的に拒否・警告する。大手通信キャリアのオプションパックに採用され、収益は継続課金型のストックビジネスである。

 20年7月末の月間利用者数は1000万人を突破し、19年10月期末比654万人以上増加した。特殊詐欺電話等の迷惑電話をテクノロジーで解決するビジネスとして成長している。

■20年10月期大幅増収増益予想

 20年10月期非連結業績予想は、売上高が19年10月期比25.0%増の12億27百万円、営業利益が15.2%増の4億68百万円、経常利益が14.4%増の4億49百万円、純利益が23.5%増の3億07百万円としている。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比24.9%増の9億02百万円、営業利益が18.1%増の3億76百万円だった。月間利用者数の増加による増収効果で、人件費や東証1部への市場変更に伴う手数料などの費用増加を吸収した。なお四半期別に見ると第3四半期の売上高は、新型コロナウイルスによる携帯ショップの営業縮小の影響で第2四半期比では伸び悩んだが、前年同期比では大幅増収だった。

 第3四半期累計の進捗率は売上高73.5%、営業利益80.4%と順調だった。通期ベースでも収益拡大を期待したい。

■株価は下値切り上げ

 株価は小幅レンジでモミ合う形だが徐々に下値を切り上げている。モミ合い上放れを期待したい。10月7日の終値は2000円、時価総額は約207億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  2. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  3. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  4. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  5. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  6. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る