【株式市場】アジア株高も好感し日経平均は7日続伸となり15年ぶり高値

株式市場 銘柄

◆日経平均の前引けは2万413円77銭(149円36銭高)、TOPIXは1659.15ポイント(11.30ポイント高)、出来高概算(東証1部)は20億5248万株

25日後場の東京株式市場は、上海の株式総合指数の2%高などのアジア株高も好感されて日経平均が2000年4月以来の高値更新となる2万400円台で推移し、14時28分頃に東京都内が震度4の地震に見舞われた際に2万300円台まで値を消したものの、大引けにかけては153円36銭高(2万417円77銭)まで切り返して7日続伸となった。

三菱商事<8058>(東1)がカタールで電力プラントを東京電力<9501>(東1)と共同で受注と伝えられて高値更新幅を一段広げ、日本コンベヤ<6375>(東1)は新・国立競技場の建設がオリンピックまでハイピッチの工事になりそうといった見方もあり大幅続伸。ヒューマンウェブ<3224>(東マ)は25日付で最新の牡蠣(カキ)検査結果を発表したことなどが言われて高く、日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>(JQS)は決算発表での今期見通しやデータ検索などを従来比で最大100万倍近く高速化できるシステムなどが材料視されて5日連続ストップ高となった。

東証1部の出来高概算は20億5248万株(前引けは10億7497万株)、売買代金は2兆1467億円(同1兆601億円)。1部上場1884銘柄のうち、値上がり銘柄数は1073(同1088)銘柄、値下がり銘柄数は656(同640)銘柄。

また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は29業種(前引けは28業種)となり、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、その他金融、空運、輸送用機器、保険、機械、卸売り、、ガラス・土石、金属製品、などとなった。

 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る