キヤノンは通期業績予想の増額など好感され日経平均などの大幅続落に逆行高

株式市場 銘柄

■ミラーレスカメラ新製品や在宅用インクジェットプリンター好調

 キヤノン<7751>(東1)は10月27日、続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の1873.0円(85.0円高)をつけ、1ヵ月半ぶりに1800円台を回復。日経平均やTOPIXの大幅続落に逆行している。

 26日の取引終了後に第2四半期決算と12月通期の連結業績予想の増額修正を発表。注目し直されている。

 12月通期の連結業績予想については、ミラーレスカメラの新製品や在宅需要を捉えたインクジェットプリンターの売れ行き好調などにより、営業利益は従来予想を42.2%引き上げて190億円の見込み(前期比では63.4%減)とし、当社株主に帰属する当期純利益は同じく20.9%引き上げて520億円の見込み(同58.4%減)とした。増額後の予想1株利益は49円53銭。(HC)

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