【株式市場】日経平均は後場回復を強め小幅安にとどまる、TOPIXは一時プラス圏に浮上

株式

◆日経平均は2万3331円94銭(86円57銭安)、TOPIXは1610.93ポイント(1.62ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億1237万株

 10月29日(木)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が中国の環境車政策などへの期待で一段と値を戻し、13時頃からプラス圏に浮上。日本製鉄<5401>(東1)日本郵船<9101>(東1)も13時頃からプラス圏に顔を出し、三井不動産<8801>(東1)も堅調ジリ高となった。日経平均は次第に下げ幅を縮め、TOPIXは14時頃に一時プラス転換する場面があり、大引けは全般小幅安にとどまった。

 後場は、サイバーリンクス<3683>(東1)が今期4割増益予想などへの期待再燃とされて一段と出直りを強め、ギグワークス<2375>(東2)は10月決算の上振れ期待などで一段高。すららネット<3998>(東マ)はIT教材を自治体が採用との発表などが好感され一段高。テラ<2191>(JQS)はセネジェニックス研究所との連携などが言われて一段高。

 東証1部の出来高概算は10億1237万株(前引けは4億8464万株)、売買代金は増加し2兆956億円(同1兆12億円)。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は747(前引けは383)銘柄、値下がり銘柄数は1390(同1713)銘柄。

 東証33業種別指数は9業種(前引けは3業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電気機器、輸送用機器、不動産、医薬品、その他金融、その他製品、ガラス/土石、などとなった。(HC)

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