ハウスドゥは後場大きく切り返す、第1四半期の大幅増益など改めて評価

■「リバースモーゲージ」3年で地銀、信金との提携21行庫に

ハウスドゥ<3457>(東1)は11月11日の後場寄り後に1372円(59円高)まで上げ、前場の下値1193円.(120円安)から大きく切り返している。

 11日の取引開始後に第1四半期の連結決算(2020年7~9月)を発表し、売上高は前年同期比24%増の75.23億円、営業利益は8.4倍の3.15億円。6月通期の予想を据え置いたためか、前場は反落し軟調に推移したが、後場は大幅増益の好決算が見直される形になった。

 リバースモーゲージローン保証事業での地銀や信用金庫との提携金融機関数が開始から約3年を経たこの11月で21行庫に達するなど積極展開が目立つ。

 6月通期の連結業績予想は、売上高が339.76億円から375.32億円(前期比3.3%増~14.2%増)、営業利益は27.13億円から35.12億円(同43.3%増~85.5%増)などとし、想定レンジの上方で着地すれば、売上高、各利益とも2期ぶりに最高を更新することになる。(HC)

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