アールシーコアは新型コロナ影響で21年3月期2Q累計赤字拡大

(決算速報)
 アールシーコア<7837>(JQ)は11月13日の取引時間終了後に21年3月期第2四半期累計の連結業績を発表した。前年比赤字拡大した。ただし第2四半期は営業黒字だった。新型コロナウイルスの影響で下期も赤字予想だが、受注が徐々に回復傾向であり、後半の挽回を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だ。業績悪化は織り込み済みで下値限定的だろう。第2四半期の営業黒字を好感する可能性もありそうだ。

■21年3月期2Q累計は新型コロナ影響で赤字拡大だが2Q営業黒字

 21年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比6.5%減の76億23百万円となり、営業利益が3億79百万円の赤字(前年同期は2億92百万円の赤字)、経常利益が3億92百万円の赤字(同2億84百万円の赤字)、純利益が3億31百万円の赤字(同3億12百万円の赤字)だった。新型コロナウイルスの影響で前年比赤字拡大した。

 直販部門は売上進捗が比較的順調で増益となり、BESSパートナーズは拠点増加で赤字縮小したが、販社部門が着工スケジュール長期化で大幅減益だった。なお四半期別に見ると、第1四半期は売上高31億33百万円で営業利益4億21百万円の赤字、第2四半期は売上高44億90百万円で営業利益42百万円の黒字だった。第2四半期は小幅ながら営業黒字だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が20年3月期比9.7%減の159億円、営業利益が6億40百万円の赤字(20年3月期は70百万円の黒字)、経常利益が6億90百万円の赤字(同74百万円の黒字)、純利益が6億円の赤字(同23百万円の黒字)としている。

 新型コロナウイルスの影響で下期も赤字予想だが、受注が徐々に回復傾向であり、後半の挽回を期待したい。

■株価は業績悪化織り込み済み

 株価は安値圏でモミ合う形だ。業績悪化は織り込み済みで下値限定的だろう。第2四半期の営業黒字を好感する可能性もありそうだ。11月13日の終値は846円、時価総額は約38億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る