【株式市場】日経平均は後場250円安まで下押し2日続落だが好業績株など個別に強い

株式

◆日経平均は2万6547円44銭(203円80銭安)、TOPIXは1760.75ポイント(15.19ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億6647万株

 12月7日(月)後場の東京株式市場は、ファーストリテイリング<9983>(東1)が韓国での大型店舗の閉鎖観測などを受け一段安で始まり、日経平均も13時頃にかけて一段安の250円42銭安(2万6500円32銭)まで下押した。その後持ち直したが戻りは重く大引けは2日続落となった。東証マザーズ、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、空運株がジリ安になり、JR東日本<9020>(東1)も前日比軟調に推移など、再び新型コロナを気にする様子。一方で、凸版印刷<7911>(東1)は自社株買いなどが好感されてジリ高を継続。あさひ<3333>(東1)は13時発表の月次動向が注目されて一段高。メディアシーク<4824>(東マ)は前引け後に発表した四半期決算が材料視されストップ高。協和日成<1981>(JQS)は東京都下で発生した地面陥没が需要喚起要因とされ一段高急伸。

 東証1部の出来高概算は11億6647万株(前引けは5億8366万株)、売買代金は2兆2428億円(同1兆821億円)。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は395(前引けは615)銘柄、値下がり銘柄数は1714(同1465)銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種(前引けは10業種)が値上がりし、パルプ紙、その他製品、鉱業、卸売り、医薬品、石油・石炭、が高かった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る