【株式市場】米ハイテク株高など好感され日経平均は前引けにかけて394円高、30年ぶりの高値を更新

株式

◆日経平均は2万8849円01銭(392円42銭高)、TOPIXは1880.40ポイント(16.00ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億5128万株

 1月14日(木)前場の東京株式市場は、NY市場でのハイテク株高などを受けて東京エレクトロン<8035>(東1)やTDK<6762>(東1)などが次第高の連騰となり、日経平均の上げを牽引。日経平均は朝寄り直後の45円01銭安(2万8411円58銭)を下値に急伸商状となり、前引けにかけて393円95銭高(2万8850円54銭)まで上げて1990年8月以来の高値に進んだ。

 日経平均の先物に大量の買い戻しが発生とされた上、日経平均に連動型の野村NF日経平均レバレッジ<1570>(東1)や楽天ダブルブル<1458>(東1)が買われ、逆連動型のダブルインバース<1357>(東1)には投げが発生しているとされ、運用元の先物への買いがさらに増え、日経平均の上げを増幅させる構図になったもよう。

 イワキ<8095>(東1)やエスプール<2471>(東1)、吉野家HD<9861>(東1)は好決算や配当増額、新中期計画、業務提携などが材料視されて急伸。
リミックスポイント<3825>(東2)はビットコイン相場の大幅高などが言われて急伸。マクビーP<7095>(東マ)は証券会社による投資判断などが言われて急伸。燦キャピタルM<2134>(JQS)は光触媒による空気清浄機が注目され出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は6億5128万株、売買代金は1兆4205億円。1部上場2188銘柄のうち、値上がり銘柄数は1108銘柄、値下がり銘柄数は962銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、ゴム製品、証券/商品先物、情報/通信、サービス、銀行、建設、機械、などが高い。(HC)

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