三陽商会は1、2月の受注会など開催との発表が好感され後場一段と強含む

■「安全を配慮した感染予防策を講じた上で実施」

三陽商会<8011>(東1)は1月15日の後場、一段と強含み、取引開始後に7%高の674円(47円高)まで上げて回復基調を強めている。670円台は昨年7月1日以来、6ヵ月半ぶりになる。

 1月14日付で、新型コロナウイルス感染症の再拡大に対する対応方針を発表。営業時間の短縮などを実施する一方、1、2月の店頭イベント、受注会などについては、安全を配慮した感染予防策を講じた上で実施するとしたため、事業への影響に対する安堵感があるようだ。

 最新発表の月次動向「12月店頭販売実績(前年比)」は73%となり、9月の60%、10月の90%、11月の71%に続いて復調継続となった。「下期累計(2020年9~12月)の実績は前年比73%と想定通りの推移」(発表リリースより)とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る