【株式市場】日経平均は大引けにかけ一段と伸び大幅反発、旅行・観光関連株も高い

株式

◆日経平均は2万8779円19銭(437円24銭高)、TOPIXは1890.95ポイント(25.83ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億3727万株

 2月5日(金)後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)任天堂<7974>(東1)が米国でのゲーム機好調などで一段と強含み、新型コロナワクチンが国内で15日にも承認とされ日本航空<9201>(東1)JR東海<9022>(東1)などもジリ高。日経平均は14時過ぎまで上げ幅300円台で値を保ち、大引けにかけて再び上伸し大引けは大幅反発となった。

 後場は、三陽商会<8011>(東1)が自社工場2社の統合など材料に一段高。13時に四半期決算を発表した日本水産<1332>(東1)も一段高。川本産業<3604>(東2)マスク2枚重ねの流行が材料視され一段ジリ高。シノプス<4428>(東マ)は大手スーパー納入などが材料視され一段強調。エスエルディー<3223>(JQS)は新型コロナワクチンが15日にも国内で承認の観測など受け店舗再開期待などで一段高。

 5日新規上場となったQDレーザ<6613>(東マ)は前場、買い気配のままで推移し、後場も気配値を上げて14時56分に公開価格340円の2.3倍の797円で初値をつけた。終値は770円。

 東証1部の出来高概算は増勢となり15億3727万株(前引けは7億6255万株)、売買代金は3兆1899億円(同1兆4981億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1548(前引けは1423)銘柄、値下がり銘柄数は563(同659)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けも31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、水産/農林、陸運、鉄鋼、金属製品、その他金融、鉱業、その他製品、などとなった。(HC)

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