【株式市場】円安が再燃し材料株物色も活発で日経平均は反発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万545円54銭(73円03銭高)、TOPIXは1676.38ポイント(6.39ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億168万株

チャート15 4日前場の東京株式市場は、円相場が海外から対ユーロで140円台に入る円安再燃となり、機関投資家が生損保・証券株を買うとの観測もあり、日経平均は朝方に78円95銭(2万552円46銭)まで上げた後も50~70円高を保ち3日ぶりの反発となった。野村ホールディングス<8604>(東1)は年初来の高値を更新し、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 第一生命保険<8750>(東1)が上場来の高値に進み、自動車、電機・精密、機械株などの中に高い銘柄が目立った。また、韓国で広がる「中東呼吸器症候群」などを思惑材料に日本エアーテック<6291>(東1)や防護服などのアゼアス<3161>(東2)などが急伸し、衛生陶器のアサヒ衛陶<5341>(東2)も動意を強めた。

 東証1部の出来高概算は12億168万株、売買代金は1兆2493億円。1部上場1885銘柄のうち、値上がり銘柄数は1160銘柄、値下がり銘柄数は591銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は16業種となり、値上がり率上位の業種は、保険、証券・商品先物、ガラス・土石、銀行、空運、機械、金属製品、その他製品、などとなっている。

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