トレジャー・ファクトリーが取締役および従業員に新株予約権を発行

■業績拡大へのコミットメントを高め企業価値増大を目指す

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は4月14日の15時、同社の取締役および従業員に対し、第6回新株予約権(以下、本新株予約権)」を発行すると発表した。

 より一層、意欲および士気を向上させ、業績拡大へのコミットメントをさらに高めることを目的とし、中長期的な同社の企業価値の増大を目指す。

 新株予約権の割当日は2021年4月30日。割当てを受ける者、および数は、同社取締役4名4900個、従業員55名2800個。

 行使価額は、金1058円(本新株予約権の発行決議日の前日(取引が成立していない日を除く)における東京証券取引所市場第一部における同社株式普通取引の終値)。

 行使期間は、2022年6月1日から24年5月31日(ただし、224年5月31日が銀行営業日でない場合にはその前銀行営業日)まで。なお、本新株予約権がすべて行使された場合、発行決議日現在の発行済み株式総数の11,598,800株に対し、最大で6.6%の希薄化が生じる。

 ただ、権利行使に際しては、行使条件として、22年2月期における「参照指数」が一定条件を満たした場合に限り、定められた割合の個数を行使できる仕組みとし、条件の達成を行使条件として定めている。したがって、この目標が達成されることは、当社の企業価値・株主価値の向上に資するものであり、既存株主の利益にも貢献できるものと認識しております。従って、本新株予約権の発行による株式の希薄化の規模は合理的な範囲のものと考えている、とした。(HC)

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