インフォマート、「BtoBプラットフォーム」が「IT導入補助金2025」の対象ツールに認定

ビジネス 万年筆 メモ

■建設業・食品卸売業を中心にインボイス対応・企業間取引のデジタル化を支援

 デジタルの力であらゆる業務を効率化するインフォマート<2492>(東証プライム)は5月28日、経済産業省が推進する「IT導入補助金2025」において「IT導入支援事業者」として採択され、同社が提供する「BtoBプラットフォーム」などのクラウドサービスが、補助金対象のITツールとして認定されたと発表。

■IT導入補助金2025について

 IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性向上を目的とし、業務効率化やDX推進に向けたITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金である。申請枠には、通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型)、セキュリティ対策推進枠の3種類がある。

 このうち通常枠は、中小企業・小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際の経費の一部を補助するものであり、最大450万円が補助される。

 インボイス枠(インボイス対応類型)は、中小企業・小規模事業者が導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト、PC・ハードウェアなどの経費の一部を補助することにより、インボイス制度に対応した取引のデジタル化を推進するものであり、最大350万円が補助される。

 今回、「BtoBプラットフォーム」のほか、卸企業向け受発注サービス「TANOMU」、FAXやメール(PDF)で受け取った発注書をAIでデータ化する「発注書AI−OCR(invox)」など、複数のサービスが通常枠およびインボイス枠(インボイス対応類型)のツールとして認定された。

■IT導入補助金の対象となるサービス(※1)
・BtoBプラットフォーム 商談(※2)
・BtoBプラットフォーム 受発注(※2)
・BtoBプラットフォーム 請求書(※2)
・BtoBプラットフォーム 契約書
・BtoBプラットフォーム 受発注for製造業
・BtoBプラットフォーム TRADE(※2)
・BP Storage
・BP Storage for 請求書受取(※2)
・発注書AI−OCR(invox)
・TANOMU(※2)

(※1)契約形態(購入金額)によっては補助金の下限額に満たず、補助金申請の対象とならない場合がある
(※2)通常枠およびインボイス枠(インボイス対応類型)認定ツール。

■前年度の実績について

 2024年度における同社の交付申請は、約75%が受理され交付決定に至った。この実績とノウハウを最大限に活かし、補助金申請についてもきめ細かなサポートを行っていく。

■今後の取り組みについて

 同社は、「BtoBプラットフォーム」シリーズをはじめとするサービスの導入にかかる費用負担を軽減し、インボイス制度への対応を踏まえたデジタル化および業務のDXを推進する中小企業・小規模事業者を支援し、社会全体の生産性向上に貢献していく。

 特に、建設業においては「BtoBプラットフォーム TRADE」、食品卸売業においては「TANOMU」および「BtoBプラットフォーム 商談」がインボイス枠(インボイス対応類型)として活用可能であり、費用や審査にかかる手続きの負担を抑えた導入に役立てることができる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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