ミナトHDが一段高、グループ会社のROM書込み事業の飛躍的拡大予想に注目集まる

大型自動プログラミングシステム(ハンドラ)を大規模増設したMATクリーンルーム

■日本サムスンの新型デバイスにプログラム書込みを開始

 ミナトホールディングス(ミナトHD)<6862>(JQS)は4月16日、2日続けて大幅高となり、10時20分にかけて13%高の574円(68円高)まで上げ、年初来の高値を大きく更新している。

 14日、グループ会社ミナト・アドバンスト・テクノロジーズが行うROM書込み事業について、「飛躍的な拡大が見込まれる」と発表し、翌15日はストップ高。16日も一段高となった。
 発表によると、グループ会社ミナト・アドバンスト・テクノロジーズは、ROM等のデバイスにプログラムを書込む機器(デバイスプログラマ)を開発するほか、ROM等へのプログラム書込みサービスを展開している。

 このたび、日本サムスンが新たに開発した高性能・大容量の新型デバイスにプログラム書込みを行い、デバイス商社であるトーメンデバイスが国内大手メーカーに対して納入する3社共同プロジェクトが本格稼働した。

 本デバイスが用いられる製品は国内外の市場において高い需要が継続しており、ミナト・アドバンスト・テクノロジーズが行うROM書込み事業の飛躍的な拡大が見込まれ、すでに大幅な設備増設等を実施している、とした。(HC)

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