【株式市場】日経平均は一時153円安から回復し64円安、日本郵船など活況高

東証アローズ 東京証券取引所

◆日経平均は2万7395円85銭(64円55銭安)、TOPIXは1939.86ポイント(6.77ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億1852万株

 2月17日(木)前場の東京株式市場は、NYダウ、NASDAQの反落、ウクライナ情勢などを受け、日経平均の先物が重いとされ、日経平均は小反落で始まったあと下げ幅100円前後のまま小動きを続けたが、午前11時前の153円07銭安(2万7306円53銭)を下値に前引けは回復傾向となった。日本郵船<9101>(東1)が配当利回りなど買い材料に5ヵ月ぶりの1万円台回復。原油相場の反発でINPEX<1605>(東1)が出直り、三井物産<8031>(東1)などの大手商社も高い。

 日本航空<9201>(東1)などの空運株が続伸し、入国制限の緩和方針などを好感。加地テック<6391>(東2)は関西国際空港で3月から水素燃料バス運行と伝えられたことなどが言われストップ高。ROBOTPAYMENT<4374>(東マ)は1月の売上高32%増など好感されストップ高。ビーマップ<4316>(JQG)は日本初のテレグラフ実験施設など好感した相場が再燃とされ一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億1852万株、売買代金は1兆3181億円。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は777銘柄、値下がり銘柄数は1260銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、鉱業、空運、陸運、海運、卸売り、鉄鋼、石油石炭、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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