ジーニーが急伸、EBITDAの大幅拡大など注目されストップ高を交え高値更新

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■今期は単純計算で114.3%増から148.3%増を見込む

 ジーニー<6562>(東マ)は5月17日、前場から何度もストップ高の1147円(150円高)をつけ、急伸商状となって約2ヵ月半ぶりに2018年来の高値を更新している。

 14日に発表した2021年3月期の連結決算が完全黒字転換し、経営指標として重視しているEBITDA(償却前利益、営業利益+減価償却費+のれん償却額)は587百万円(前期比173.7%増)と激増した。

 今期・22年3月期の連結業績予想は期首から『収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号2020年3月31日)』を適用するため不連続になるが、EBITDAは12.59億円から14.59億円(単純計算では114.3%増から148.3%増)の見込みとしたことなどが好感されている。

 株価は20年後半からジリ高傾向に入り、断続的に高値を更新する波状高相場となっている。今回の決算発表を受け、市場関係者の中には、今後もこうした相場を続ける可能性が一段と強まったとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る