ステラ ケミファが後場一段高、業績予想の増額修正と自社株買いを発表、注目再燃

■自社株買いは来年1月6日から同年3月24日までの予定

 ステラ ケミファ<4109>(東証プライム)は12月26日の14時に業績予想の増額修正と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株価は一段と上げて6%高の4315円(235円高)をつけ、今年11月8日以来の4300円台を回復した。自社株買いは、取得上限株数24万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.08%)、取得総額12億円(上限)、取得期間は2025年1月6日から同年3月24日までの予定とした。

 今期・25年3月期の通期連結業績予想は、主力の高純度薬品事業でAI向け半導体を中心に市況の回復が進み、国内・海外向けともに出荷量が好調に推移しているほか、運輸事業でも運送取扱量の増加が業績に寄与する見通しとなり、売上高は5月に開示した前回予想を2.9%上回る見込みになり、営業利益は同15.1%、親会社株主に帰属する当期純利益は同15.4%上回る見込みになった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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